沖縄県名護市の文化財一覧

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自然と町が融合した 魅力ある名護市

名護市(なごし)は沖縄県北部に位置し、本島内の市町村では最大の面積を有する市となっています。山や森林なども多く、周りを海で囲まれた自然豊かな街となっており、商業・観光業がとても盛んで、2000年に行われたG8サミット(主要国首脳会議)の開催地にもなりました。そんな名護市には、戦前から県内で唯一残っている古民家で泡盛を作り続ける津嘉山酒造所(つかやましゅぞうしょ)があります。昭和2年から5年にかけて建築され、当時の技術と生活の知恵が随所に見られるその建物は、現存する赤瓦葺き屋根(あかがわらふきやね)を有する木造建築物としては沖縄県内最大級のもので、国の有形文化財にも指定されるなど歴史的価値を認められ、周辺地域の観光拠点としても重要な役割を担っています。手作りにこだわった製法と名護の名水で地域に根ざした酒造りを心がけており、津嘉山酒造所は名護の宝物といわれています。